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画面の向こう側から (くにまさ美術NET校について)

こんにちは。講師Tです。

いよいよ新年度。
春風が気持ちよくなってきましたね。
前期の授業が始まったばかりのアカデミーでは、新しい顔の生徒や新しい講師で、フレッシュな空気が流れています。

今日は僕の担当するくにまさ美術NET校についてのお話を。
いよいよ新年度の受験対策が始まった4月。

校舎はなかなか遠くて通えない…という方に向けて開校しているアカデミーのNET校ですが、新年度の残席がまだまだあります。

僕はNET校を担当し始めて今年で3年目になります。
毎週画面越しに顔を合わせて、作品のアドバイスはもちろん、受験以外の話や進路の悩みを聞いたりなどなど、画面の向こう側から遠くの生徒に授業をすることにやっと慣れてきました。

普段の講評や会話でも余計なことまで喋りすぎてしまう僕にとって、リアルタイム講評の30分という時間はあっという間。
あれも言いたいこれも言いたいとなっていると、最後の挨拶もギリギリで通信が切れる…みたいなこともあったりなかったり。

印象的だった去年教えていた生徒のSさん。
遠方から関西の芸大を目指していた生徒さんで、毎週欠かさず締切までに課題作品を提出してくれたことはもちろん、自主制作といって課題以外の制作にも取り組んでくれました。

自主制作作品


画面越しのリアルタイム講評でもその熱量は伝わってきて、僕がついつい喋りすぎてしまうことも熱心にメモを取ってくれていたり。
次の週の課題では確実に成長がわかるような、教えていて本当に楽しく、教えがいのある生徒さんでした。

NET校では、各講師が年間を通して担当の生徒さんを教えるので、毎週の添削画像や講評を通じて、みるみるうちに成長していく過程がわかります。
校舎で教えていると、一人一人の生徒の講評時間が短くなってしまうことがありますが、NET校だと一コマにつき30分間みっちり講評するので、細かい質問にも答えたり、受験に関係のない雑談したりなども。
校舎でも教えている僕にとっては、NET校の時間ってすごく贅沢だなと思います。

Sさんは通常授業はNET校で、夏期講習や入試直前講習会は校舎の授業を活用してくれ、NET校と校舎授業を併用して受験対策をしてくれました。
(アカデミーでは遠方からのスクーリング割引制度を実施しています。)
普段画面越しにしか見ていない顔を、校舎で見たときの”オフ会”感も、NET校ならではの楽しみです。

コロナ禍を経て、オンライン会議が発達し、今や全国どこにいても芸術大学への道は開かれています。
どんな塾でも通信授業をしている時代で、アカデミーが大事にしていることは、やはり顔と顔を合わせたマンツーマンのリアルタイム講評です。

通信の画塾と聞くと、作品の添削画像だけだったり、録画の授業動画などを想像してしまうかもしれません。
アカデミーのNET校では、校舎の生徒と遜色なく学んでもらえるように、リアルタイム講評でのデモンストレーションや、進路相談、校舎の生徒と比較できる動画コンテンツなど、授業内で様々な工夫に挑戦しています。

詳しい内容は、NET校のウェブサイトにて紹介しているので、ぜひ一度覗いてみてください。

リニューアルしたNET校ウェブサイトはこちら→https://academykunimasa.wixsite.com/website

もし遠方からの芸大受験対策を迷っている方や、学校の授業だけでの対策が不安な方がいたら、この春からのNET校をぜひご検討ください。
講師一同お待ちしております!

講師T

新年度始まる

2024年度 京都市立芸術大学 工芸科 合格作品 (川西駅前校)
2024年度 京都市立芸術大学 工芸科 合格作品 (川西駅前校)

新年度が始まる…とも思えないような寒さと荒天。

天気はすっきりしないね。

今年の合格発表もほぼ終え、振り返りの季節となりました。

今年の合格実績もいたって普通。

今年の結果に関していえば、例年ならいい意味でのサプライズ合格は一つもなし。

こんな年もあるかな。

もうとうとう23年目?24年目?となりました。けっこう長いこと続けてこれました。

そして新入生も迎えて25年度が始まります。

行きつく暇もない日々をかれこれ四半世紀近く続けているのですが、変わったこともあれば変わらないことも。

アカデミーは生徒との距離間が近い教室なのは変わらずかな。

ずっと生徒に寄り添う姿勢は、今後も変えていきたくはないですね。

こないだ卒業生が遊びに来てくれました。その子は途中で辞めて他の塾に移った子ですが、

結局、美大受験もあきらめて一般大学に進学した子です。

公式では「卒業生」ではないけれど遊びに来てくれたことが何だか嬉しかったです。

東京芸大に行った子も公式の実績には載せてないけど遊びに来てくれたり。

キャラクター的に嬉しいとは、面と向かっては言わんけどな。恥ずかしいから。

そうして大学の事や、仕事の事や、子供の事を話してくれることがちょっと幸せです。

美術の事を教えているけど、大きくとらえるとこの仕事は人を育てる仕事で、成長して

日々元気に過ごしている話を聞くと「よし、頑張ろう」と素直に思います。

そんな人を育てる仕事を一緒にする仲間もこの三月から増えています。

講師が6名増えました。早く立派な講師に育ってください。

ゆうてる間に怒られる側になりそうやけどな。

京芸美術科に合格したばかりのF先生(*^^*)

早速デモンストレーションをしてくれました。生徒さんと講師の距離感が近いアカデミーならではの風景。

代表

説明会と春期講習会のご案内

来る3月20日(水・祝)

受験説明会では、長年多くの芸大美大生を輩出してきたくにまさ美術アカデミーだからこそお伝えできるノウハウや、芸大・美大受験のわかりにくい点を、かみ砕いてわかりやすく解説します。

芸大美大受験に勉強はどれくらい必要?大学卒業後の就職は?などなど。各大学のオープンキャンパスだけでは分からない実情もふまえ、客観的な立場から答えます。

アカデミーならではの合格プロセス、受験対策一辺倒ではないバラエティー豊かな授業の特色や取り組み、大きな一年間の対策の流れもお伝えして、しっかりとヴィジョンを持って安心して受験生活を送って頂けるよう丁寧に説明するので、ぜひご参加下さい。

説明会では2024年度京都市立芸術大学の合格再現作品や、毎年輩出している満点作品、200点越えの高得点作品も多数、展示します。(↓全て250点満点作品)

また多摩美・武蔵美、関東私大の合格再現作品、国公立大学の合格作品、成安造形大特待生作品も沢山ありますのでこの機会に当校の合格再現作品をぜひご覧下さい。

また、説明会の後は、個別相談会も実施します。

一人一人の現状をふまえて、受験対策のプロとして、具体的なアドバイスを個別で行うので、

不安に思っていることや、学校や学習塾では相談出来ないことなど、何でも相談して下さいね。

そして!!

3月20日の説明会に参加された方限定!

これからはじめる、新規受講生応援キャンペーン!In大阪校

初心者でも安心して体験できる基礎レッスンを中心に、最大9日間をなんと半額料金で学べるチャンスです!

春期講習会は通常授業と同じ形の授業内容ですので、当校の普段の授業の進め方をしっかり体験していただけます。

芸大美大を目指すならくにまさ美術アカデミーへ🌸

皆様ふるってご参加くださいね!

新しい出会いを生徒、講師一同、楽しみにしています!(^^)!

くにまさ美術アカデミー

ノーアタック、ノーチャンス

前期も終了して、中期・後期に向けて受験生たちは今もひた走っています。

早くも前期の結果が出て、ほっとしている子もいるね。

受験が終わった子たちは、結果が出るまでソワソワしているかな?

受験を振り返って、「こうすればよかったな」とか考えるよね。

今年の京芸で言えば、すごく簡単。

描きやすいモチーフやオーソドックスな出題だったと思います。

いかに臨機応変に対応出来るか。

決め打ちをしにくい課題を考えてきてるよね。

どう対応したのかは人それぞれ。

色んな状況の人がいるからよく考えてしっかり悔いなく答えることが出ているといいな。

この課題で思ったのは、「しっかりと攻めることが出来たか?」です。

今までしたこと、見たものだけで勝負しようとしても、変化付けてあるので上手くハマらない課題だったと思います。そこを一歩、勇気を出して攻めないといい点数は出ない。

個人的にはこの言葉けっこう好きです。

基本的にはこんな考え方で生きています。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」も好きです。

同じ意味だね。

まだまだ受験が続く人は頑張って!

西宮校 高2生 作品 まだまだ課題は多いけど、伸びしろを感じるデッサン!

代表

前期試験お見送り

アカデミーのみんな、そして、全国の受験生の皆さま、前期試験本当にお疲れ様でした!

実技についていろんな総括をし始めるとズーンとなる子もいるかもなので、とりあえず本日のブログは、試験当日のお見送りのお話をしたいと思います!(笑)

25日当日は地方に旅立った生徒さんのことを想いながら、講師陣で京芸まで応援に行って参りました。

お見送り…いつからやり始めたんだったかな。

沓掛キャンパス時代はそれこそあらゆるハプニングに見舞われがちで…苦笑

バス酔いしてしまう子、試験前ギリギリに到着してしまう子……到着したなら、まだ良い。

タクシーの運転手さんに乗せてもらったのに、京都市立芸術大学に行くはずが、なぜか京都芸術大学(旧・京都造形)に行ってしまった!!!!なんて笑える訳がない実話等…珍エピソードに事欠かないアカデミー!

あとは忘れものね(呆)…○○なん?って位、とんでもなくしょーもない忘れ物があったり。

教室であれだけ確認しているのに、なぜ??

まあ、往々にして不思議なことが起こるのが、人生だもんね。(?)

とにかくそんなこんなで、生徒達が心配過ぎて、もうこうしちゃおれぬ、と講師陣によるお見送りが始まったのでした。

ちなみに私が京芸受験をしていた頃は、試験会場が学校ではなく、みやこめっせだった頃。

みやこめっせは京都市立美術館や平安神宮に隣接しているのだけど、あの、鳥居…。

これね。↓↓↓

ここは平安神宮の入り口でもあるので、ティーンエージャーだった私は、道中、超!巨大鳥居が現れると、神も仏もいねえのでは?!ってくらい情緒不安定になり始める…という始末(笑)

小さい画塾に通っていたから、大手予備校さんが↑この鳥居のそばで(笑)大人数で円陣を組んでスケッチしている姿なぞを横目に、大変心細い思いでひとり震えておりました…

試験当日、校門前に立つとき、私はいつもこの時のことを思い出す。

お見送りは、忘れ物防止の策でもあるけれど、何より、アカデミーの生徒さんの門出が、どうか心細く寂しくないよう、不安が少しでも和らぐよう、元気に笑顔で出発できるよう。最後の最後、講師陣がしてあげられる、せめてものささやかな…

でも、最後にしてあげられることって本当に少ないのだけど…

そうそう。ささやかといえば、今回は、東京藝大大学院に進学されたK子先生のくにまさだるまステッカーが復刻verでリニューアルされて(ありがとう!K子先生♡)出発前におのおの、カルトンだとか携帯だとか、何個貼るねーんって位、あちこちに貼りまくっていた生徒達(笑)

『不退転』は国政先生の座右の銘で、生徒達にも大人気!(^^)!

そして見て下さい!

立体verくにまさだるま!むちゃかわゆい(笑)

なんと講師のT先生が夜なべして作ったお手製のストラップなのです。

私もささやかながらお手紙を書いたり、生徒さんはお互いお菓子を用意し合ったり、ホッカイロを配ったり、アカデミー卒業生も授業最終日、教室まで来てくれて後輩たちにエールを送ってくれました。

当日朝も手作りのお守りを持ってきてくれて、寒い中一緒に見送ってくれたアカデミー卒業生。

毎年入試シーズンは各教室、色んな温かな交流やドラマがありますね。

笑いあり、涙あり。アカデミーは小さな教室だけど、こういう縦のつながりや横のつながりで、気持ちはもうほとんどチーム一丸!心を寄せて共に闘い支え合ったことを、いつまでも忘れないでほしいなあ。

当日、校門前には普段なかなかお会いできない親御様もいらっしゃっていました。

みんなの姿がみえなくなっても、ずっと、祈るように佇んでいらっしゃるお母さん、お父さんの姿。旅立ちへの万感の思いを見るようで、毎年こみ上げるものがあります。

いろんな大人たちの思いをよそに生徒さんは元気にあっさり、行ってきまーす!と、旅立っていったりもするのですが(^^ゞ

今年の生徒さんは最後まで明るくみんな元気いっぱいでした。

そしてそして。笑顔で戻って来てくれた子も、涙で帰ってきた子も、まあ、結果が出るまではまだ何も分らんから、中期後期対策の子たちはとりあえず、ガンバロ。

たぶん、もう絶対暇やと思うから(笑)再現作品を描きに来てくださいね~

待ってるからね

講師 Ⅼ子